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GOOD TIME / 国語 理念と概要

なぜ、国語なのか?

 

国語力を鍛えて全教科を伸ばす

 

国語は得意でも苦手でもない・・・

 

皆さんは国語が得意ですか、苦手ですか?

「まあ、普通かな・・・」と答えるお子様が多いかと思います。では、

 

読書はしていますか? 「マンガは読みます」 「あまり読んでいません」

作文は好きですか? 「嫌いです!」

漢字は得意ですか? 「読めるけど、書けない」

長文読解はできる? 「あまり得意ではないかな…」

 

「国語は苦手」とは言わないけれど細分化して質問すると「ほとんど苦手」になります。これが、日本人の母国語教科の国語の意識です。

 

主要3教科と言われる教科なのに、日本人だからという理由で力を入れない教科が国語です。一生懸命にやらずとも何となくできるからです。これは数学や英語とは全く違う側面を持っています。

算数の文章題(速さ、割合、規則性、etc…)、数学の証明問題、社会の図表グラフの読み取り問題、理科の実験グラフからの読み取り問題、・・・解けますか?

 

学習の基礎は国語力です。国語力を鍛えることで全教科を伸ばすことが可能となります。

 

論理的読解力

 

国語力養成には「論理」から学ぶ

 

「論理」とは何か

 

「論理」という言葉は概して難しいものと捉えられがちです。しかし、ここで言う「論理」とは、もっと根本的なもの、「ものごとの筋道」を指しています。

私たちは日常においても知らず知らずに論理を使っています。つまり無意識のうちに筋道を立てているものなのです。

例えば、日常生活のなかでのコミュニケーションでは、相手と正確な意志の疎通をするために「筋道の通った会話」が必要になります。これも一つの論理なのです。

 

「他者」という言葉があります。

 

たとえ親子であっても、夫婦であっても、お互いに別個の肉体を持つ存在であり、他者です。歯の痛み一つとっても、それを共有することはできません。

それぞれが別個の教育を受け、別個の体験を積み重ねる。そうした人間どうし、簡単にはわかりあえないという意識が、「他者」という言葉にはあります。

だから、他者意識があるところに、自然と論理が発生するのです。異民族で構成された諸外国の言語や文化などは、他者意識を踏まえて醸成されたものです。

 

他者意識のもっとも強いものの一つが、活字化された文章です。読み手が誰かわからない、不特定多数の他者なのですから、筆者はおのずと筋道を立てざるをえません。

いっぽう読み手としては、論理という一本の筋道を意識して読むことで、「今がこうなら、次はこうなる」、「次がこうなら、最後はこうなるしかない」と、最後まで見通すことができるようになります。

 

このように文章を筋道立てて追うこと、すなわち論理的に読むこと――これさえできれば、現代文の得点力は大幅にアップします。それだけではなく、英語、古文、漢文などの読解力もまたアップするのです。

 

論理力が身につくと、速読力もついてきます。なぜなら、長い文章でも、論理さえつかめれば、要点となる大切な数行が見えてくるようになるからです。

その箇所が大抵は設問の答え、もしくは根拠となる箇所であり、さらにそれをまとめれば要約文となるのです。

 

・要点を取り出し、図式化する。

・小論文における課題文の読み取りができる。

・数学や理科の文章題に強くなる。

・日本史の史料問題が読解できる。

・読書力が強化される。

 

国語に「論理的思考力」を取り入れることで、これらすべてを包含した“論理的読解力”を身につけることができます。

実際に、英語や数学、古文の成績がいち早く上昇し、その後遅れて現代文の成績がアップしたという事例が多く見受けられます。

一見不思議な現象ですが、この理由は言語教科だけではなく、あらゆる学問はすべて「論理」という約束ごとで成り立っているからなのです。

だからこそ、たえず論理的な思考訓練をし続けることが大切なのです。

 

※出典:論理エンジン

 

語彙力の大事さ

 

語彙力不足は確実に読解力低下に比例する

 

子どもたちの語彙力は低下しているのでしょうか?

 

それを知るにはまず、子どもたちの読解力の低下について紐解いていかなければなりません。

2016年に発表されたPISA(学習到達度調査)の結果を受けて、日本の15歳の読解力が下がったことが指摘されました。そのため、国立教育政策研究所では「読解力向上に向けて、それを支える語彙力を強化していくこと」を目標に掲げたのです。

 

また、東大入試に挑戦する人工知能(AI)として一躍有名になった「東ロボくん」開発者である国立情報学研究所の新井紀子教授は、日本の子どもたちの読解力低下につながる語彙力不足に警鐘を鳴らしています。

そのきっかけとなったのは、東ロボ開発の過程において、全国2万5,000人の中高生を対象に実施した「基礎的読解力調査」でした。驚くことに、簡単な文章の主語を読み違えたり、「てにをは」などの助詞を正しく理解できていなかったりと、読解力の低下が著しかったのです。

 

その要因となるのが、ずばり「語彙量の不足」。家庭内で大人同士の会話が減ったり、活字離れで長文を読む機会が減ったりといった環境の変化が背景にあり、自分の気持ちを言葉で言い表せない子や、「超」「やばい」「うざい」といった表現ばかりを使って会話を進める子が多くなっています。今、この危機的状況を打開するために、子ども自身が「言葉に興味をもつ」きっかけを与える重要性が指摘されます。

 

そんななか大人顔負け、いえ大人以上の語彙力を身につけている子どももいます。その代表とも言えるのが、若干15歳ながらも今や貫禄すら感じさせる将棋の藤井聡太六段です。

藤井聡太六段の優れた語彙力が話題になったのは、対局後のインタビューで口にした言葉の数々が注目されるようになってからです。

 

豊富な語彙力を活かして人生を切り開く子どももいれば、語彙力の乏しさゆえに可能性の幅を狭めてしまう子どももいる……。現在の子どもたちの語彙力を取り巻く環境は、二極化が進んでいるように思います。そして、その語彙力の欠如した子供の未来が懸念されてなりません。

 

語彙力とは、自分の気持ちを的確に言葉で表現したり、自分が置かれている状況を他者にわかりやすく説明するときにこそ役立つものです。ただ言葉を詰め込むだけではなく、「生きた言葉」を使いこなせるように日頃から意識しておくことが重要なのです。

 

※出典:https://kodomo-manabi-labo.net/vocabulary-boom

 

講座について

国語レッスンと作文を合わせたコース

 

1.国語レッスン
・漢字力 漢字の読み、書き、四字熟語、漢字の意味
・読解力 日本語を通じた論理的思考力の育成、一般的な国語問題解法の訓練
・語彙力 ことば、慣用句、ことわざ、外来語など
・読書 読書の習慣付
・作文レッスン
  書き言葉と話ことばの区別
  表現力を身に着け自分の気持ちを相手に伝える文章を書く
  文を書くことで文章作成総合力をつける

 

本物の国語力をつけるコースです。 

 

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