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主張と空気を読むこと

つむぎNEWSを引用しました。

ちょうど今、学術会議の拒否問題が取り沙汰されていますが、共通することではないかと思い、書きました。

 

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◇◆◇**********************2020.10.6◇◆◇

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  私は先日、「日本講演新聞」で「ニューヨークBIZ」を発行している高橋克明氏の講演ダイジェスト文を読み、いろいろ考えさせられました。氏は、ジャーナリストとしてニューヨーク在住20年になります。ニューヨークに住んでいると、「聞きたいことがあったら聞く」「自分の意見を堂々と人に伝える」「誰かを助けたいと思ったら助ける」と、行動の基準がはっきりしていることを感じ取れるそうです。

 

  この点、今の日本ではどうでしょうか。先日、氏は新宿駅のホームで、電車のドアが開いたとたん、おじいちゃんが転んで、持っていたコンビニ袋の中身をぶちまけた光景を見ました。朝の通勤ラッシュ時だったこともあり、みんながそのおじいちゃんを避けるように通っていきました。これは「日本人が冷たい」からなのでしょうか。

 

  氏は、これまで見てきた世界各国の人種の中で、日本人が一番優しい人種だと感じているとのことです。では、なぜそのような日本人がおじいちゃんを助けようとしないのでしょうか。その根底には、次のような心理が働いているのではないかというのが、氏の分析です。

 

  それは「助けたら、いい人ぶっていると思われるかも」とか、「他の誰かが助けるんじゃないか」という「周りを気にした心理」が働いているのではないかということです。つまり、最近の日本人は「その場の『同調圧力』の気分が強まっているのではないか」という分析です。

 

  これについて、私自身も自分の心の中に問いを発してみました。確かに最近では、世の中全体的に「思ったことを堂々と言ったり、人とは違って目立つ行動をすると、人からいろいろ言われたり批判されるような風潮」が高まっているのかもしれません。また世の中全体がギスギスしてきて、ちょっと何か言うと揚げ足を取られるような雰囲気が強まっているようです。

 

  氏は、「空気を読んで周囲の顔色をうかがうことが、自分のやりたいことよりも上にきてはいけない」と述べています。一度しかない人生です。私も氏がおっしゃっているように、自分の信じることを堂々と主張し、周りに流されることなく行動していこうと感じました。

 

(文責 鳥居)

 

 

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